瘋癲のアラフォー女

おもむろに生きる日々

はい、私がINFJです

 

美味しいものを食べた時、
自分の大事な人にも

“食べさせてあげたかったな"って、私は思う


別に父親のこと好きじゃないけど、

それでも

”これ父さんが好きなやつだから、買ってってやるか”とはなる


でもこれって、

“喜んでもらいたい”っていう、
勝手な自己満足だよなっていうのもわかってる

 


前の日、兄弟から
「皆んなで夜ごはん食べに行く⁇」
って連絡がきてた

 

同居してる父親は、ちょうど喉が痛いって言ってて、熱も出てきてて

事情を話して、「今度だね」ってなった


あくる日


結局、熱が下がらないもんだから父親は病院に行くことになったんだけれども

 

兄弟夫婦が家に来てさ

ああ、心配して来てくれたんだなって思った

 

「病院まで送迎するよ」って言ってくれてたんだけど
コロナとか、インフルの検査は車の中でするらしく

 

父親が自分で車を運転して病院に行った

んで、検査の結果はインフル陽性


来た時からちょこちょこ
兄弟夫婦の間で
「今日の夜、なに食べる⁇」とか


姪っ子にも

「夜ごはん食べれなくなるから、あんまりお菓子食べないでね」とか話してた

 

その時は何も気に留めなかったけど、

 

帰り側に、義理の妹が

「これからごはん食べに行くんだー」

って私と娘に言ってきて


「美味しいもの食べに行こうね」
って姪っ子に話かけてた

 

それ聞いた時、
私の頭の中で一気に何かが弾けた


“バイバイ、またね”
って見送ったんだけれども

 

私なら一緒に行けない相手の前で

“美味しいもの食べに行こう”

なんて、絶対言わない

 

そもそも自分達だけで、ってならない

 

食べに行かないなら“なんか買ってこようか⁇”ってなる

 

別に相手に求めてない

 

でもさ⁇

 

父親に対して「大丈夫⁇」の言葉もなければ

私らに「うつらないように気をつけてね」の言葉もない

 

「なにか必要なものある⁇」もなければ
飲みものひとつ買ってくるでもない

 

なにしに来たん⁇

 


いつもそう


母親の四十九日の時も、母親の好きだったものを買ってくるでも、仏壇にお供えするお花を買ってくるでもない


何度も家に来てるけど、
母親が死んでから1度だってない

 

なんなら、仏壇にあがってるお菓子を食べて帰る


あくまでも私は、の話になるけど

 

父親が熱出たと聞けば、

薬屋に自転車を走らせ お高めの栄養ドリンクを買いに行き

ツルハドラッグにしか売ってない、エゾエースっていう栄養ドリンクがよく効くらしいよ)

 

母親の仏壇あれば 毎日飲んでたコーヒー
たまに気が向けば、母親が好きだったものをお供えし


ソウイフモノニ
ワタシハナリタイ

 

じゃないけど

 

今まで“普通なら”の普通は
私の普通であって、他人に押しつけるものじゃない

 

って気にしないできてたんだけど、

今回のことで


“はい、むーりー”ってなった

 

人のことを嫌いになるのは簡単だけど、
嫌いになりたくないから、どうにかして相手を理解しようとしてきた

けどもう無理


そうなると、私の思考は止まらなくなる訳で

 

“今まで私が良かれと思ってしてたことって、相手からしたら迷惑だったんじゃないか‥”

”今まで変に気を使わせてたんじゃなかろうか‥”


あんなこと、こんなこと、あったことを思い出しては紐解いて分析してたら

 

そのうち夜が明けてきたわ


キョウダイダイジ
キョウダイノカゾクモ、ワタシノダイジ

 

って無条件で思ってたんだけど、
別に条件つきでもよくなくない⁇

 

わかってるよ、わかってるの

 

気遣いができない訳じゃなくて、

私と彼らの気の使うところが違うだけなの

 

単なる価値観のズレなの

 

でもさ、

密閉容器の蓋もきちんと閉まっていれば

ちょっとした揺れじゃ中身はこぼれない

 

けど、容器の蓋がズレていたなら、

中身はこぼれてしまうでしょ

 

そういうこと